2016/07/22
遺言をするときに、重要になるのが、遺留分に対する配慮です。遺留分とは、法律により定められた、相続人が必ず相続することができる割合のことです。たとえば、全ての財産を他人に贈与するような内容の遺言をしていたとしても、相続人は、遺留分に当たる部分ついては、その他人から遺産を取り戻すことができます。この請求権のことを、遺留分減殺請求権といいます。遺留分を侵害するような内容の遺言も有効ですが、せっかく遺産の争いが起こらないように遺言を残しているのですから、後から遺留分により争いが起きないよう、遺留分には気をつけて遺言を作成する必要があります。
遺留分に対する配慮として考えられるのは、たとえば、遺留分に相当する財産(またはそれより少しだけ少ない財産)を遺留分権利者にも相続させておくなどの対応が考えられます。このようにすることで、後日の遺留分をめぐる争いを避けることができるかもしれません。
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